三田国際学園のICT教育のスローガンは「BUILD=築き上げる、形成する、将来を描く」。
ICTを活用しながら情報収集・情報選択のスキルやリスク管理を学び、ICTリテラシーを身につけます。生徒は1人1台のタブレット端末を持ち、授業や予習復習の調べ学習に積極的に活用します。
タブレットは生徒にとって好奇心を体験し感動できるパートナーであり、人と人とを強く結びつけるツールとなります。また、生徒にはICT活用のガイドブックである「BUILD BOOK」を配布。タブレットの使用方法やアクセス制限など学校独自のルールのほか、オンライン上でのマナーについても記載。トラブルを防いで、快適な学習パートナーとなることを目指します。
【ICTリテラシーを身につける3つのステップ】
STEP1. Oneself
三田国際学園の校舎内にはWi-Fiが完備されており、いつでも世界中の情報にアクセス可能です。教員の提示するトリガークエスチョンに応じて、学年別に作成したホームページから関連資料をダウンロードしたり、インターネットから必要な情報を探したりします。こうして集めた情報を精査し、自分の考えを構築していきます。
STEP2. One to One
自分の考えをまとめた資料をWi-Fiを介してやり取りしながら、生徒同士が意見を交わし合います。また、オンラインのアンケートフォームを利用すれば、クラス全員の意見が教員のもとに集まり、一瞬にして教室全体でシェアすることができます。生徒から生徒へ、生徒から教員へ。ICT環境が整うことで授業中のコミュニケーションがより活発になり、さまざまな考えに触れて多様性を知る機会を得られます。
STEP3. All to All
多様な意見が飛び交うディスカッションを通して自分の考えを再構築し、最後にはグループ全体の結論を導き出し、プレゼンテーションを行います。資料の作成にあたっては、アプリケーションの使い方を基礎から学びます。自分の考えを明確に相手に伝えるために、構成や資料の見せ方など、どのような工夫が必要かを考え、魅力的なプレゼンテーションを組み立てていきます。