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・2019年4月以降、長らく続いてきた金融庁検査のマニュアルが廃止されるそうです。これはどのようなことを意味するのか、当職なりに考えてみ見ました。
・2017年12月に公表された「金融検査・監督の考え方と進め方(検査・監督基本方針)」によれば、内容は概念的で難しいのですが、従来のチェックリストによる画一的な検査でなく、金融機関と特性に応じたビジョンとビジネスモデルを構築していただき、監督庁も対話により支援していくということのようです。
・これにより、中小企業にどのような影響が出るのかはわかりませんが、関連して「事業評価融資」の課題も問われていることから、企業においても経営ビジョンを含む事業計画の策定が必要となってくると思われます。従来、経営改善を要する企業を中心に事業計画の策定が依頼されていましたが、今後は、借入を必要とするすべての企業に事業計画策定が依頼される可能性があります。
当該課題について懸念をお感じになる経営者の方は、お気軽にご相談ください。