- AD -
■人気の白良浜ビーチ
1996年に『日本の渚百選』に選定され、2000年7月20日には、アメリカ合衆国ハワイ州オアフ島ホノルル市でワイキキビーチとの『友好姉妹浜(Goodwill Beach City Relationship)』提携を結ぶ調印式が行われました。
そのほか、2006年『環境省による海水浴場(ビーチ)百選』にも、選ばれています。
■日本を代表する「真っ白」な砂浜
約600メートルの遠浅の浜。南紀白浜温泉は、和歌山県西牟婁郡白浜町にある温泉です。
かつては熱海温泉、別府温泉と並んで「日本三大温泉」と言われ、温泉郷としての歴史は古く、『日本三古湯』のひとつでもありました。
古い文献では『牟婁の湯』と呼ばれ、白良浜ビーチを中心に温泉施設、宿泊施設が広がっており、日本一の動物園として選ばれたパンダや、イルカショーで、話題の『白浜アドベンチャーワールド』など、白良浜ビーチ周辺には多くの観光地もある一大リゾートエリアとなります。
紀勢自動車道の『南紀白浜インターチェンジ』、や『南紀白浜空港の民営化、国際線化』もあり、東京(羽田空港)から、わずか65分で、結んでおり、遠方からの交通の便も抜群によく、年間に344万人の観光客が、南紀白浜温泉に押し寄せています。
夏の海水浴シーズンには、毎年7月30日と8月10日の2回、白浜花火フェスティバルが行われ、午後8時から1時間で2,000発もの花火が打ち上げられ、7月21日からメッセージ花火が打ち上げられています。
また12月31日には、午後10時30分から無料年越しそばの振る舞い、新年とともに花火が打ち上げられるカウントダウン花火が行われるなど、南紀白浜温泉は、年間を通して様々なイベントが行われています。
■人気の真っ白な砂浜の訳とは?
和歌山県は、1989年よりオーストラリアの砂漠の砂を投入する『白良浜ビーチ養浜事業』に着手し、2005年までに約7万4500㎥が投入された結果、沖縄意外の日本国内では、類をみない非常にきれいな白い砂浜が保たれています。
オーストラリアから砂を投入している理由は、日本国内では、本来の白良浜の砂ほどに白い砂が近くで見つからなかった(白良浜沖の海底の砂を陸揚げし浜を回復させる案もあったが、海底の砂は黒ずんでおり、白い浜を維持できないため断念した)そうです。
白良浜ビーチの砂の成分である石英は、花崗岩に付帯する金属などのために白い砂にはならない。
オーストラリアなど、大陸内部の砂丘で長時間に渡ってさらされた砂であってはじめて、『白良浜ビーチ』のこれほどの白さが実現するようです。