私は元々人と接することが大好きで、接客業に進みたいというのは決まっていました。例えばレストランにご来店頂くお客様が一日100人とすれば、それだけ日々多くの方との出会いがあり、100人の従業員がいれば100通りの接客を近くで学ぶことができる。それが仕事への熱意に繋がり私の生きがいになっていくと思っていました。

現在に至るまで上司から、「貴女は何年同じこと(業務)を続けますか?」と聞かれ決心しました。好きな接客業務だからこそ通年同じ作業を繰り返して満足するのではなく、“極めたい”。初めはとても不安で、戸惑いと悩みと辛い思いも山程しましたが、楽しみややりがいも十分にある。

現在は小さな店舗なので“プレイングマネージャー”として接客を勤めながら、予算の編成、店舗収益確保の戦略、人材の育成、アルバイト採用面接、年間スケジュール管理、また、日本酒の利酒師として日本酒を始めとする飲料部門全般のメニュー構成など行っています。
日本酒に対する知識も資格取得の時から、プロのレベルまで引き上げていこうと考えてきました。 また、店舗というものがどのように成り立ち、お客様は飲食店に“何を”求めていて私たちはどんなお店で在るべきか、プレーヤーであると同時に、マネージャーとしての職責を果たすことが現在の私の最大の課題です。まだまだ満足のいく結果が出ていませんが、“極め”られるその日まで全力で励みたいと思っています。

やりがいのある職についているからこそ、まず自信が“マネジメント”についてレベルアップを目指すこと。飲料部門の開発に於いても誰にも負けない知識を身に付け、更なる販促に力を入れていきたい。そして今までの経験を生かし、“身も心も健やかに”上辺ではなく真の接客のプロフェッショナルを一人でも多く育てていきたいと思っています。現在3店舗の飲食店を構えておりますが、この先店舗拡大に向けて更なる飛躍を目指し、老舗龍名館の最高のサービスができるよう、従業員一丸となって日々お客様をお迎えしたいです。