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薬剤師の役割は、今後ますます拡大していくことが予想されます。たとえば、在宅医療では、医師・看護師と共に患者様のご自宅へ伺い、投薬を行うチーム医療に参加するなど、これまでよりも主体的な活動が求められるでしょう。
また、患者の診察から薬剤の処方を医師が行い、処方箋に基づいて薬剤師が調剤から薬歴管理、服薬指導などを行う「医薬分業」が進んだ現在、調剤薬局は地域の中で極めて重要な位置づけとなっています。病院と患者様の橋渡しとなる「かかりつけ薬局」としての役割を目標としている調剤薬局は、地域に根差した健康づくりの提案を通して地域医療を支える柱となっています。
富士薬品グループでは、在宅医療の拠点となる薬局を増やすこと、OTCと調剤をともに扱う店舗を展開することも今後の目標としています。
現在、ドラッグストアと薬局を合わせると、1300店舗以上を展開しており、その中でも、調剤を行っている薬局は360店舗以上にもなります。
循環器系の調剤が多い薬局もあれば、内分泌系の調剤が多い薬局もある。このように特色は、いろいろです。
病気にかかってしまう前に、栄養相談や健康相談などに対応できるのは、自社で製造したOTC医薬品を扱う薬局を展開している当社の長所です。処方せんがなくても気軽にお立ち寄りいただけるように、検体測定室を有する店舗も増やしています。予防の段階から関わることでその人の生活習慣を把握することができれば、セルフメディケーションや服薬指導においても、より適したアドバイスができます。
また富士薬品では、そんな地域医療を支える調剤薬局に欠かせない存在である薬剤師の育成に積極的に取り組んでいます。研究開発本部との交流をもつことによって、薬剤師が成長する環境も益々整っています。当社では、「患者様に貢献できる」薬剤師の育成を目標としています。
当社の薬剤師は、処方箋に沿ったミスのない服薬指導はもちろんのこと、それぞれの患者様に合わせた対応も行います。
例えば、錠剤が苦手な高齢者の方やお子様に対しては、医師に提案し、できるだけ飲みやすいよう錠剤を粉砕してお渡しいたします。
富士薬品が展開する豊富な自社製品はもちろん、他社の製品についても、深い商品知識を有する優れた薬剤師が、自社製品や他社製品に関係する多くの知識を身につけ、お客様の健康づくりに貢献し、サポートしています。