有限会社メイ・グロー

木部復元洗浄驚きの凄さ!

木部のシミ抜き

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木部復元洗浄
①木部表面の汚れ洗浄(アク洗い)
木材の表面の黒ずみはカビのように見えるが、これはただの汚れなので、まず表面の汚れを過酸化水素H2O2+アルカリ剤で木部表面に付いている汚れ(木の垢・排気ガス)を洗い落とす。

②カビとり
次にアク洗いの後表面のカビが酷い時は、漂白剤(亜塩素)でカビを分解。これで表面のカビは完全に死滅。

③カビ防止(外壁洗剤の噴霧)
木部が完全に乾いたら、外壁洗剤(木部用)を使用し、内部に残っているカビを完全に殺菌し、死滅させる。

木部のシミ抜きの紹介

  • 木造の再生施工の原理

    左図は毛染めの原理です。毛染めも木部再生施工と同じように2液を使います。

    過酸化水素6%+アルカリ剤(毛染め液)。

    過酸化水素は中性。

    アルカリにすることで過酸化水素の力が増し、髪のキューティクル(左図)を開かせ、そこに(左下図)染料が入ります。過酸化水素がアルカリ剤と混ざったことで染料が膨らみ、乾くとキューティクルから染料が抜けなくなってしまって髪が染まるという原理です。同じよう木部再生は、アルカリで木部の目を開かせ、過酸化水素から出る酸素の力で汚れを浮かせ汚れを取る原理。
  • 洗浄方法①アク洗い

    A液:B液(1:1)の混合液を噴霧器で噴霧し、10分から15分放置すると汚れが浮く、または科学反応により泡が出ます。そして、洗浄液が乾く前にキレイに水洗いを行います。

    洗浄の最大のポイントは薬品の適正希釈と噴霧してから時間をおくことにある為、擦らない事です。
  • 洗浄方法②カビ取り

    表面の汚れがきれいに取れた後にうっすらと残る黒ずみがカビ汚れです。カビ取り剤を5倍~10倍希釈で塗ると揮発してカビ汚れが取れやすくなります。

    ※表面についたカビ取り剤を十分すぎるほど丁寧に水で洗い流しましょう。
  • 洗浄方法③カビ防止(外壁洗剤の噴霧)

    ②の工程で木材の表面のカビはきれいに取れるが、内部にはカビが残っています。その後処理として、完全に木材が乾いてから、外壁洗剤(木部用)を100倍で希釈して噴霧します。

    外壁洗剤(木部用)は水洗いせずそのまま放置し、1回目の洗浄液が完全に浸透してから2回目の噴霧(この間約1ヶ月)で内部のカビは殺菌されます。
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