本ページでは、弊社代表取締役の川嵜駿人へのインタビュー内容をご紹介いたします。ぜひご覧ください。
幼少期や学生時代にどのような性格でしたか。
とにかく「人」が大好きで、一度会った人は全員友達になるほど人と関わる時間を大切にしていました。
学生時代に関わる人はもちろん、出身地の福井県、就職先の大阪府、異動先の北海道でもたくさんの人と関わり各地に頼れる友人が沢山います。
人間は「感情の生き物」だと思っているので、時に熱くなりすぎることもありますが、相手が本気でぶつかってきてくれているなら自分も全力で応えられるよう後悔なく日々を過ごすよう心がけています。
コミュニケーションをとっている時間が好きなので、今自分に時間を使ってくれている「目の前の人」との時間を大切にし、必ず会って良かったと思っていただけるよう、楽しい時間・有意義な時間を過ごせるコミュニケーションを意識しています。そのため、小さい時から人に勧められたことは積極的に挑戦し、相手に感想を伝えたりしていました。人から勧められることで、自分の経験が増えていくと感じるため、挑戦する機会を与えてくれる人にはとても感謝しています。
小さい時から夢中になると周りが見えなくなってしまうため、社会に出てからは夢中になりすぎて周りに迷惑をかけてしまわないよう気をつけています。
いままでの経歴を教えてください。
17歳で介護士として勤め、その後飲食店に勤務しています。20歳の時に店長になり、新店出店のため札幌へ異動しています。これが札幌に住むきっかけとなり、その後キャリア販売の営業として勤め、大手企業で年間数名しか表彰されないMVP賞を受賞することができました。
その後は人材派遣管理会社で事務局長として勤め、管理側で経験を積む中で独立を考えました。その後26歳で独立し、今のNow You See株式会社を設立したのが29歳の時です。
通信に関連することは多く経験を積んでいるので、今の会社のネットワーク環境・備品はこだわりを持って揃えることができました。知識はアップデートしないと廃れてしまうので、自分が多く知識を持っている分野は今でも勉強を怠らないようにし、新しい知識も積極的に取り入れるよう努力しています。
今までの経歴を活かしつつ、一緒に働いてくれる社員の方々からたくさんの知識を吸収し、これから社会にどう貢献できるかを考えながら経験を積んでいきたいと思っています。
そのため、今働いてくれている社員・これから働いてくれる社員の方々と会社の歴史を作り上げていきたいです。
どのような経緯・想いでNow You See株式会社を起業したのか教えてください。
プレイヤーとして務めた時に考えた「提供したいサービス」、管理側として勤めた時に目の当たりにした「提供できるサービス」のギャップを埋めたいと考えたことがきっかけです。
自分が営業職として勤めているときは、「もっとこんなサービスを提供できたら売上が上がるのではないか」「こんなキャンペーンがあったらお客さまは喜んでくれるのではないか」とアイデアは多く浮かびました。しかし、実現できたことはほとんどありません。
管理側として勤めてみると、予算や法に則っているか等プレイヤーとして務めるだけでは気づかない事がたくさんあると知り、アイデアを実現できない理由が多く存在することを痛感しました。会社の規模が大きくなればなるほど、稟議や決裁にたくさんの人が関わるため一つの物事に多く時間がかかるのも事実です。
では、どうすれば実現できるのか?自分のプレイヤーだった経験と、管理側の経験を活かすことができれば、今まで実現できなかったアイデアを実現できるのはないか。そのアイデアを実現することができれば、いままで展開することのできなかったサービスを提供することができるのではないかと考え起業しました。
これまでの人生の中で印象に残っているエピソードを教えてください。
大阪で仕事をしている時、ミニチュアダックスを飼いました。「ゆずゆ」と名前をつけて、毎日朝に散歩をして、仕事から帰ってくると飛び跳ね喜んでいました。
まだ小さかったので天井が空いたケージで飼っていたのですが、ケージに入れても近くを通るといつも飛び跳ねて柵を飛び越えてこようとする姿が日常茶飯事でした。一緒に住んでいる介護士の母と看護師の姉も可愛がってくており母は「ミニチュアダックスはヘルニアになりやすいし、飛び跳ねるとヘルニアになる可能性がより高くなるから、飛び跳ねないようにしつけないといけへん」と病気も気にしながら一緒に育ててくれていました。
数ヶ月ほど出張に行くことになり、出張先の寮がペット不可だったこともあり実家でそのまま育てることをお願いしたのですが、毎月実家に帰る度にゲージの中から久しぶりに会った自分に対し喜び飛び跳ねるゆずゆに対して母は「ヘルニアんなるし飛び跳ねるのはやめなさい!なったらほんまに大変やし治らんのやから!」としかりつけ続けていました。実家に帰る度にこの天丼でした。
ある日いつも通り実家に帰ると案の定ゲージの中で飛び跳ねるゆずゆを見ても母が叱らなくなっていました。ずっと飛び跳ねているゆずゆに対して自分が「ヘルニアんなるからあかんで」と声をかけると母が「あんな、おかんヘルニアになってん。」と言ったんです。
仕事をする際の原動力になっていることを教えてください。
やはり、共に働いてくれる社員がいることです。
自分の考えに共感して頑張ってくれている社員がいるからこそ、今まで会社が成り立っていると強く思います。また、自分が経験してこなかったことを経験している社員、自分の知識が浅い分野の知見が深い社員がいると、会社として提供できるサービスの幅が広がっていくと実感します。
社員が頑張っている姿を見ると自分もより努力しなければいけないと感じますし、成長していく姿を見るとより良い経験をさせてあげられるよう組織としてできることを提供していきたいと思います。自分自身も新たな経験をたくさんして、社員もたくさんの経験を積むことで「この会社でしかできない経験」をたくさんして欲しいと心より願っています。
社員がいてくれることが自分自身の原動力となっているため、いま働いてくれている社員、これから一緒に働く新しい仲間が増えることでさらに自分の活力になると感じます。これからも社員が「ここでしかできない経験」を多く経験できるよう、様々なことに挑戦していきたいと思います。
Now You See株式会社を経営する中で大切にしていることを教えてください。
「人」の見つめる先を考えて、行動に移すことを心がけています。
社員、お客様、取引先の皆様全ての方々とこれから関わり続けることで「どんなサービスを提供できるか」「どんな経験をさせてあげられるか」「自分が関わることで、相手の人生に良い影響を与えられるか」を考えることで、会社として成長し続けることができると考えています。
仕事をAIに奪われると言われる時代になり、新型コロナウイルスの影響も重なって人と関わる機会は激減したと感じています。それでも、人と関わることで自分はどんなことができるか、人と関わらなければできないことは何かを考え、関わり続ける意味を見出すことが新たなサービス展開につながると思っています。自分以外の方と関わると、自分にはない考えを知ることができるので、経営する中では常に色々な方の意見を聞くよう心がけています。
自分以外の方の意見を伺うことで、その人が「見つめる先」が見えてきます。自分にはない考えをより吸収して、その方の「見つめる先」を実現できるよう、組織としてできることを増やしていくことが経営だと考えます。
Now You See株式会社の今後のビジョンを教えてください。
今展開している事業をもとに、新たな事業を展開していきたいと考えています。
創業から社員もグループ会社も増えてきており、着実に組織は拡大しています。様々な知見を持った社員が集まって今の事業が成り立っているため、今後は社員ごとの知見を活かした新たな事業の展開を目指しています。
弊社はインターネット関連事業をメインに事業を展開していますが、インターネット関連事業の中でもまだ未着手のジャンルはたくさんあります。今の事業の経験と社員の知見を活かすことができれば、より多くの事業展開を望むことができ、社員のモチベーション向上にも繋がればより良い環境になると思っています。新しいことに挑戦するのは、社員だけではなく私自身も当てはまることです。社員と一緒に新たな挑戦をすることで、様々なことを試行錯誤し、0から1を作り出すこと喜びを共有できたら嬉しいです。
自分自身も、新たな挑戦をし続けることで成長し続けたいと思っています。新たな事業を展開することでいま働いてくれている社員の生活を守り、新たな雇用を生み出せる会社でありたいと強く願っています。
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