自分に挑戦する人を増やすためということ以外に、ふんどしマンをブランドの軸にしている理由はありますか?
星野:「ふんどしのみならず伝統工芸品や産業全般に言えることなのですが、今は、「良いものだから残る」という時代ではなくなってしまいました。その中で生き残るためには、時にはおもしろ可笑しく見えるような方法を採用することも必要だと思うんです。
『ふんどしマンが会社を訪問して商品やサービスに関するインタビューを行い、ふんどし部のサイト上にタイアップ記事を発信し、プロモーションのお手伝いをする』とか、『弊社の優秀なふんどしマンを地域の祭りや町内会に派遣して、場を盛り上げたり、その場の空気を和やかにしたりする』といったご依頼などをお引き受けしてきましたが(笑)、使い方や見せ方をずらして、古き良きものを未来に残せるモデルを作りたい。
そんな金字塔になることが、私たちが社会に提供できる価値かなと思いますね。」
どのように事業を拡大していきたいか、今後の展望はありますか?
星野:「今後は、自分を表現するために世の中が何を求めているか、時代を見極める必要があると思っています。
ベンチャーは設立から3年間が勝負ということもありますので、まずは2020年までに、フランス、イタリア、ヨーロッパ、アメリカに流通網を発達させて、日本のファンや生き様に共感している人たちが、ふんどしを確実に認知している状態にしたいですね。
そして逆に、そういう人たちが世界にいることを、日本人自身が認識している状態にしたいです。
日本の伝統文化で、面白いのに日の目を見て来なかったプロダクトや人材を、より長期的には、しっかりとブランドを確立し商社のような立場で総合的に日本の製品・文化をプロデュースして、人々が喜ぶ形で提供する広告塔になっていきたいですね。
『日本のものを買う=ふんどし部』という状況になっていればいいなと思います。」
海外にふんどしを!!素晴らしい目標ですね。
また、海外での熱を日本に再輸入してまた日の目を見させてあげたいということですね。
もっとお話を聞きたいところですが、そろそろ時間も無くなってきたので最後に、
ふんどしマンと会うには?
星野:「基本的には、毎週水曜に行っているCSR活動「ふんどしゴミ拾い」で新宿にて闊歩する僕らの姿を見ることができます。
ふんどし着用が推奨ですが、義務ではないので、初対面でも積極的に参加していただけたらなと思っております。
ちなみに、最近「PlayTokyo」というインバウンドの動画メディアにゴミ拾いのことが取り上げられ、かっこいいPV風の動画を作っていただきました。
ちょいバズりしてます。
https://www.facebook.com/playtokyojp/videos/1059558370832327/
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