九州再生医療細胞培養センターが独自の技術にて年間最大1万2000検体の間葉系幹細胞の加工・運営管理を行う国内最大級の細胞加工施設です。
- 細胞培養加工施設 総面積469㎡
- 細胞保管室(フュージョン2台)
- 培養室40㎡を4部屋(安全キャビネット12台、CO2インキュベーター90台)
- 準備室2部屋(ショーケース4台、ディープフリーザー2台、フリーザー2台)
- 資材室、検査室、スタッフルーム完備
■クリーンルーム
クリーンルーム内です。中から外への空気の流れをシャットアウトする仕組みになっていて、内部の清潔を保ちながら中のウイルスなどが外に出ていくことを防ぐ構造となっています。座って作業している台が安全キャビネットになります。
■顕微鏡で観察
クリーンルーム内にある顕微鏡で細胞の接着したフラスコを観察する作業を行っているところです。
■大事な作業は安全キャビネット内で
クリーンルーム内にある安全キャビネットで培地を遠沈管チューブからフラスコに入れる作業を行っているところです。
■クリーンルーム制御盤
空調機器室にあるクリーンルーム制御盤です。クリーンルームは、外部からの細菌や浮遊物を入れないように、気圧、温度、湿度を管理された清潔なお部屋になっております。この制御盤でクリーンルームの気圧、温度、湿度、フィルタの調整、監視を行っています。
■CO2インキュベーター
クリーンルーム内にある、CO2インキュベーターです。温度、湿度、CO2濃度を一定で安定した環境にすることで細胞をより生理的条件に近い状態で培養するための装置です。炭酸ガス濃度を5%にすることで細胞の生育に適したpH7.1~7.4を維持し、細胞の生育していた体内の温度(37℃)を維持し、防カビ、加湿を行っています。