企業は、大きさを問わず、社会という土壌に育つ樹のようなもの。 社会が健全であれば、そこに育つ企業も元気に育つ。

逆に社会に活力が無ければ企業も衰退していくでしょう。

私たちが社会貢献を理念として掲げるのは、育ててもらっている恩を還すこと。 社会が少しでも元気になることによって私たち自身も元気を頂く。

社会貢献は私たちにとって極く自然な営みと考えています。

又、社員は企業という樹の枝や葉。樹は枝葉なくしてはすぐに枯れるように。

社員なくして企業存続はありえません。社員によって支えられ、社会によって育つ、そんな企業であり続けたいと私たちヨコタエンタープライズは考えております。

弊社は、事業の将来に対して大きな夢と希望を持っています。社員一人一人がそれぞれのビジョンを会社の夢と共有することで、より堅い絆と結束力が生まれています。

この総合力によって、皆さま並びに社会に、仕事を通じて貢献したいと考えております。

ヨコタエンタープライズは、今でこそ皆様のご期待に応えることのできる企業へと成長しましたが、ここに至るまで順風満帆に進んできたわけではありません。

2001年10月、最初はトラックドライバーの派遣業からスタートし、トラックドライバーの数も5人でした。2006年には一般貨物自動車運送業を取得しますが、当時はまだ運送業の経営に対し知識も経験もない上、サブプライムローン問題が勃発しており、3年間売り上げは横ばい。トラックは中古しか買うことが出来ず、そのうえ故障も多く、結果コスト高に。そんな中で2008年10月、追い打ちを掛けるようにリーマンショックが到来し、月の売り上げも半分以下になりました。売り上げはわずか2千万円しかない状況で、毎月500万ずつキャッシュが消えていく…。まさに蟻地獄状態で打つすべが無く、幾度となく資金ショートの危機に直面します。



そんな時に、社員一同が一丸となって「今社長は采配がふるえない状況にあるから」と、とにかく自分たちの力で会社を守ろうとしてくれました。「このヨコタエンタープライズという会社は社長だけのものではなく、株主だけのものでもなく、社員一同のものである」という信念を感じた瞬間でした。

以後、私は自分自身に『誰にも負けない努力をする、社内で一番働く』という気持ちを改めて持ち、社員ひとり一人に恩返しをする想いで業務を全うしました。以来、ヨコタエンタープライズは急速に業績を改善し現在に至ります。トラックの台数も230台になり、体制も一気通貫型で、製造業をトータルにサポートする総合物流の事業に変化。



ヨコタエンタープライズの最大の強みは『無の強さ』であると思っています。経験がない、資金力も無い、人脈も無い、そんなときも「無ければどうするか」と、無いことを悔やむのではなく、真剣に考え問題と向き合ってきました。そこから生まれる発想やアイデアこそがヨコタの財産であると考えています。

ヨコタエンタープライズが、この7年で月の売上を18倍にしたことを考えると、日本に存在する中小・零細・大企業も、せめてこの7年で倍にするための努力ができれば、日本のGDPは520兆が1040兆になる。“強大国日本”を中小・零細・大企業、みんな一丸となって作り上げる時なのではないでしょうか。

そのために、弊社がこれまでやってきた経験を伝えて回ることは必要なことと考えています。伝えることで少しでも周りの人たちに勇気と希望を与えられればと思います。