福永紙工株式会社

技術と表現力の『極み』を目指す

代表山田 明良

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『かみの工作所』ブランドで紙製品の企画デザイン、一貫加工を行う【福永紙工株式会社】、山田社長。培ってきた紙加工の技術力にデザイナーの自由な発想が結びつくことで、新しい価値を生み出すことに成功した。この独自の製品を限界まで極めていきたい。

[番組公開日:]

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プロフィール
代表者名
山田 明良 (代表)
生年月日
1962年01月25日
出身地
愛知県 安城市
出身大学
愛知県立安城農林高等学校
趣味
音楽鑑賞、映画鑑賞、読書
休日の過ごし方
美術館巡り
過去に経験した
スポーツ
サーフィン、ゴルフ
座右の銘、
好きな言葉
悠々として急げ
メッセージを送る

山田代表のストーリー

  • 製造工場だから作れる驚きがある。

    福永紙工株式会社 代表取締役 山田 明良

    ===========================================

    1962年愛知県生まれ

    アパレル商社を経て、1993年福永紙工入社。

    2008年 同社代表取締役に就任

    2006年 かみの工作所プロジェクトを立ち上げ

         多くのデザイナーと協働で紙の可能性を追求、開発、製造、販売を手がける。

    受賞歴

    2011年 第九回 勇気ある経営大賞 特別賞受賞(東京商工会議所 主催)

    2012年 かみの工作所「空気の器」

        「reddot design award best of the best 2012」(Germany)受賞

        「Design for Asia award 銀賞」(香港)受賞

    ===========================================
  • デザイナーの発想力。工場の技術力。

    ファッションやデザインが好きで、アパレルの会社で営業をしていました。当時はバブルでしたから、ファッション・アパレル業界も景気が良かったですね。従業員5人の会社が、すぐに100人規模の企業へと急成長してしまうほどでしたから。

    ところが、バブル崩壊で会社が経営不振。結婚を機に妻の実家である福永紙工に転職しました。

    福永紙工は、1963年に立川市に創業した印刷工場で、分業化することの多い印刷業界においては珍しく、印刷から加工まで一貫して製造できるという強みを 持っていました。福永紙工で働き始めてからは、2代目という使命もあって、現場業務から営業まであらゆることを経験し、猛勉強しました。そのうちに、既存 の印刷とは違う挑戦をしたいという思いが強くなっていったんです。

    特殊印刷や厚紙印刷、抜き加工や折り加工という工場の技術と、デザイン やファッション業界で得た知識や経験を組み合わせて新事業ができないかなと。今ある技術と設備の中でできることは何かと考えて始めたのが、紙を加工・印刷 してできる道具の可能性を追求するプロジェクト「かみの工作所」でした。

    デザイナーさんたちと恊働して、オリジナル紙製品を企画販売する ことにしたのです。まずはうちの得意分野を見て頂こうと、工場見学を開催しました。グラフィックデザイナーやパッケージデザイナーだけでなく、プロダクト デザイナーやインテリアデザイナー、建築家までさまざまなジャンルのデザイナーが集まってくれ皆さん、紙を立体化することの魅力を感じてくれました。

    そして、5名のデザイナーと共に小さな展示会「かみの道具展」を開催したんです。テスト的に作った紙の道具は予想以上に好評で、非常に手応えを感じましたね。それからは毎年新商品を開発しては展示会を開催。その都度新たな依頼が増え、お客様の幅も広がって行きました。

    今年で展示会も6回目。最初は会社のPRと業績向上を目指して始めた取り組みでしたが、デザイナーさんの自由な発想と福永紙工の技術力と販売力で、紙の可能性がどんどん広がっているのを感じます。シュリンクする紙、印刷業界では、異色なアプローチです。

  • オンリーワンの価値を愛してもらうこと。

    私たちが企画・販売している紙製品は、デザイン性に特化した物が多いです。デザイナー発信のものがほとんどなので、発想もデザイン性も他社とは一線を画します。

    た とえば代表作の「空気の器」は、空気を包み込むようにかたちを自由に変えられます。広げ方によって様々な形ができますから、小物を入れるトレイ、花瓶の装 飾、ワインのギフト包装など使い方も自由です。オブジェとして飾られる方もいます。こうした発想は、普通はなかなかできないですし、他社の技術では実現も 難しいでしょう。

    また、建築家の寺田尚樹氏との恊働プロジェクト「テラダモケイ」では、主に「1/100建築模型用添景セット」シリーズを販売しています。建築家の方が仕事で使われるのはもちろん、一般の方がお部屋で並べるだけでも、ミニジオラマのような空間が広がり楽しいですよ。

    デザイン性に特化していますので、お客様も非常にニッチです。でも、それでいいんです。わかる人だけにわかってもらえればいい。この事業を10年やっていますが、「絶対にほしい!」という方が一人でもいれば、共感してくれる方は必ず増えていきますから。

    印刷屋さんは、安い・早いで選ばれることが多いですが、それでは未来がありません。福永紙工のことを「大好き」になってくれ、共感してくださる方と仕事をすることで、競争から抜け出し、オンリーワンの価値観を生み出せたと思っています。
  • 自由な発想を大切に。

    うちの武器は、柔軟な発想です。だからビジョンはあえて決めないことにしています。数字目標に囚われて、柔軟な発想を失いたくないんです。

    また、かつて勤務先が、事業拡大の果てに倒れたのも目の当たりにしましたから、規模拡大を追い求めるつもりもありません。ただ、市場の役に立つことを大切にしたい。大量生産、大量販売、大量消費ではない、生活の潤いに特化したいのです。

    例えば、デザインの良いパッケージでも、使われた後に捨てられず、何かに使ってもらえるような商品を作る。

    やりたい事業をきちんと実現できる組織の規模を維持しながら、今の世の中にない物をひとつでも多く送り出せたら面白いですよね。

    社員が面白い仕事に挑戦できて、生活も少しずつ向上していく。そんな印刷会社でありたいです。



    福永紙工

    http://www.fukunaga-print.co.jp/

    かみの工作所 

    http://www.kaminokousakujo.jp

    TERADA MOKEI 

    http://www.teradamokei.jp/

    MABATAKI NOTE

    http://www.mabatakinote.com

    gu-pa

    http://www.gu-pa.jp/

    1:16

    http://onetosixteen.com/

    ネットショップ「かみぐ」

    http://www.kamigu.jp/

    紙器研究所

    http://shikiken.jp/

    掲載元:ONLY STORY

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掲載社長からの推薦文

応援メッセージ

  • 匿名

    番組の中に出てくる「空気の器」ってすごいですね!ワインボトルとかプレゼントするのにすごく素敵だなと下にある写真を見て思いました。売ってるのを見たことないですが、ホームページを見て探してみようと思いました。

    匿名

会社情報

会社名 福永紙工株式会社
代表者名 山田 明良 (代表)
企業HP http://www.kaminokousakujo.jp/
所在地 〒190-0022
東京都立川市錦町6丁目10番4
設立 1965年03月01日
創業 1963年01月04日
資本金 4800万円
従業員数 30~50人未満

業種 紙・パルプ
キーワード かみの工作所 / 紙 / 印刷 / パッケージ / 空気の器
会社商品 PR 社歴50年の培われてきた印刷加工の技術と設備+外部の一線で活躍する多くのデザイナーとのコラボレーションによる自社ブランド「かみの工作所」「テラダモケイ」の商品開発と独自の販路開拓により、美術館のミュージアムショップやデザインショップ、百貨店の販売が好調です。(国内200店、海外100店)http://www.kaminokousakujo.jp/
従来の完全受注型の印刷業の概念を破り、自社のデザイン企画力を用いて新しい印刷加工業の形を模索中です。
事業内容 紙製品の企画デザイン・オフセット印刷・紙器・紙工品・打抜加工の一環製造および販売。
2006年より自社ブランド「かみの工作所」を立ち上げ外部のデザイナーとコラボレーションによる商品開発、卸売り販売。

企業理念/
こだわり/
他社との違い
紙、印刷業界が激しくシュリンクし価格競争が激化する中、自社独自のデザイン性に特化して 価値観を共有できるクライアントやお客様(ファン)を増やすことにより 少数精鋭なデザイン+技術集団をつくりたいと思います。

紙、印刷加工における技術と設備があり、挑戦力があること。
そして圧倒的にクリエイティブであること。
特徴的な制度/社風 紙、印刷加工における圧倒的にクリエイティブなものづくりにトライするため、できるだけ会社組織のフラット化をすすめており社員の独自性や主体性を尊重します。
また外部の多くのデザイナーとの関係性もフラット。強いてはクライアントとの関係性も、できるだけフラットで本当に良いものを目指す目的の共有感を優先に心がけております。
今後の事業展開/
ビジョン
バーチャルな世界観が蔓延する中、「紙」というアナログな素材の良さを再認識して生活に潤いをもたらせるための提案をし続け、デザインの世界や紙、印刷業界にインパクトを与える。
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