株式会社Spicy Companyでは、プラスチック分解酵素・機器の開発を手掛け始めており、2022年3月26日に、世界中で問題視されている海洋プラスチックゴミの撲滅を目標とする研究所を、サイパン島にて開設しました。

海洋プラスチックは海を汚染するだけでなく、そこに住む生き物や魚を食べる人体にも影響を及ぼす恐れがあるとされています。

このままの状況が続くと、海洋資源を持続的に得ることが困難となり、漁業や養殖業に多大な損失が出るとされ、さらには観光業にも深刻な影響を与えてしまいます。

弊社は全ての生物に貢献できる企業を目指し、海洋プラスチック撲滅に取り組んでまいります。

 

2022年7月28日、サイパン島の弊社研究所にて、次世代の生分解性プラスチックの開発に成功しました。

「使用後に分解されて自然に還る」生分解性プラスチックは人類にとって必要不可欠ですが、全ての環境下で分解される万能な生分解性プラスチックは存在しないとされてきました。

しかし、弊社が開発したプラスティック媒介酵素と、今回新たに開発した次世代生分解性プラスチックを組み合わることにより、全ての環境下で分解可能な生分解性プラスチックの可能性を見出しました。



研究所にて開発された生分解性プラスチックは、使用中は通常のプラスチックと同じ機能を持ちながらも、使用後には一定の条件下で分解。最終的には水と二酸化炭素に分解され、自然に還ります。

プラスチックをゴミとして焼却処理する必要がないため環境負荷も少なく、自然に分解されるため海洋プラスチックゴミ削減にも貢献できる素材です。