株式会社アメディア

私の人生の目的は、この世界から「障がい者」をなくすこと

代表望月 優

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コンピュータとの出会いをきっかけに、1980年代から視覚障がい者の読書・情報収集を支援する機器やソフトウェアの開発・販売を行ってきた望月社長。「障がい者」という壁に自らの技術力で立ち向かい続けてきた信念と、国境を越えて活動を広げる未来への展望を語る。

[番組公開日:]

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プロフィール
代表者名
望月 優 (代表)
生年月日
1958年01月28日
出身地
静岡県 静岡市
出身大学
静岡盲学校
趣味
マラソン
休日の過ごし方
語学学習、マラソン練習
過去に経験した
スポーツ
柔道、水泳、マラソン
メッセージを送る

望月代表のストーリー

  • 技術でハンデは解消できる。



    「コンピューターは、障がい者のハンデを解消するカギになる」。

    1983年頃、麗澤高等学校の非常勤の英語教師をしていた私は、配布された会議の資料を手にして、そう確信しました。ずっとガリ版刷りだった資料が、コンピューターのプリント印刷になった。この技術の進化は、目の見えない私にとって非常に大きなものでしたね。

    コンピューターさえあれば、視覚障害者の2大不自由のひとつである



    「読み書きの不自由」が、解消できるんじゃないか。

    そんな思いに突き動かされて高等学校を退職し、埼玉県所沢市にある国立職業リハビリテーションセンターに通い、1年間コンピュータープログラミングを勉強しました。

    卒業後の進路として就職も考えたのですが、「視覚障害者に便利な情報を活かす会社を経営したい」という思いも強く、株式会社アメディアを設立するに至ったのです。

     
  • ニーズに答える情報を提供する。



    アメディアでは、お客様のニーズに合った良い商品を世界中から探し出し、提供することを目標に業務を行っています。主に取り扱っているのが、障がい者の日常で使う便利な電子機器です。



    たとえば、約40種類の色を判別できる「虹色リーダー」は、服や靴下の色を区別するのに便利なアイテムです。光の色を読み上げる機能もあり、部屋の電気がついているかどうかも確認することができます。



    「骨伝導ヘッドホン耳フリー」も、非常に便利ですね。

    私たちは、パソコンの音声を聞きながら仕事をしているのですが、ヘッドフォンで耳を塞いでしまうと、周囲の音声が聞こえなくなってしまうんです。骨伝導ヘッドフォンの場合は頬骨からの電動で音を聞きますから、耳を塞ぐことなく、パソコンの音声を聞くことができるんですよ。



    この他にも、触読式腕時計や電子ルーペ、文字認識拡大読書器、点字プリンタ、点字ディスプレイなど、たくさんの商品を世界中から集めて販売しています。



    お客様のニーズにお答えできる商品が世界にない場合は、自社開発も行います。

    文字認識拡大読書機「よむべえスマイル」は、スキャンした印刷物を自動で音声で読み上げてくれる商品なのですが、2003年の発売以来、累計出荷台数8000台。

    現在も売り上げの約4割を占める柱の商品へと成長してくれました。



    課題もあります。わが社の商品は、世界から日本へという一方通行になっており、これを双方向に展開するための取り組みが必要だと考えています。

    また、弊社の客層は99.5%が視覚障害関連。企業の展望を考えると、聴覚向けとシニア向けの商品ランイアップを充実させ、客層を拡大することが必要です。

    現在取り組みを進めていますが、どちらも簡単なことではありませんので、長いスパンでじっくりと取り組んで行くつもりです。



    これだけの情報化社会になっても、良い商品があることを知らない人は多いので、外国製・日本製関係なく、お客様のニーズにぴったりあったものを探して、情報をちゃんと伝えることは、非常に価値のあることだと思いますね。



     
  • 世界から、障がい者をなくしたい。



    私の人生の目的は、この広い世界から障害者を完全になくすこと。

    「障がい者を完全になくす」、というのはどういうことかと言うと、「自分を障がい者だと思っている人をゼロにする」ということなんです。



    私たちのビジネスの目的は、見えない目を治すことではありません。

    目が見えない状態でも便利に暮らしていける状況を作るために、世界中からニーズに合う商品を集め、販売し続けているのです。

    物理的な障害というのは、社会が発展し、技術が進化して行けば行く程、障害を障害と感じなくなっていくはず。となれば、最後に残るのは、「私は障がい者である」という、本人の思い込みだと私は思います。



    確かに私は目が見えません。でも、自分のことを障がい者だとは思っていない。

    これは、パラリンピックに出場しているアスリートの皆さんも同じだと思います。

    だから上を向けるし、強く居られているのだと思います。



    今後重要になるのは、物理的・テクニカルな部分への取り組みだけでなく、教育及びメンタルヘルスの分野に取り組む事だと思います。

    私がこの世から去っても、このビジョンを引き継いで活動し続けられる組織体を作ること。

    それが私の最終目標であり、アメディアは、その最有力候補の組織だと言えますね。



    株式会社アメディア

    http://www.amedia.co.jp/index.html

    掲載元:ONLY STORY

     

掲載社長からの推薦文

応援メッセージ

  • 田中卓哉

    インスパイアされました。
    私も社会的な価値を創造しうる、公益性に寄与できるWEBマーケティングの在り方を中小企業のために提供できるよう精進いたします。

    田中卓哉
  • 三上 努

    夫婦で応援しています。望月さんの経営理念に感銘を受けました。

    三上 努

会社情報

会社名 株式会社アメディア
代表者名 望月 優 (代表)
企業HP http://www.amedia.co.jp/
所在地 〒176-0011
東京都練馬区豊玉上1-15-6
第10秋山ビル1階
設立 1989年02月14日
創業 1987年12月01日
資本金 6600万円
従業員数 10~20人未満

内視覚障害者2名

業種 システム開発
キーワード 拡大読書機 / ルーペ / 音声
会社商品 PR 音声拡大読書機「よむべえスマイル」は目の見えない人が書店で購入した本を
自分で読める音声読書機です。
2014年5月に中国語版を発売します。
外出先で読みたいという視覚障害者のために、 iOS 用の iYomube を開発しま
した。
事業内容 障害者の自立を応援する機器やソフトウェアを提供しています。世界中から役
に立つものを探しています。ニーズが高く、且つ世界中のどこにも見当たらな
いものがあれば、自社開発します。
企業理念/
こだわり/
他社との違い
情報とテクノロジーで障害者の自立支援!
私たちは、情報とコミュニケーションで人々が繋がり、技術と交流で障害者が
自立できる環境作りを促進します。
特徴的な制度/社風 残業は悪です。残業をしなければならないということは、それだけ作業効率が
悪いことを意味しています。
アメディアには、ほとんど残業がありません。
今後の事業展開/
ビジョン
2014年2月に北京に支社をオープンしました。中国の障害者にも、これまで我
が社が培ってきた障害者自立支援のリソースを提供します。
今後、3年に1カ国のペースで、世界各国に障害者支援の拠点を広げて行きま
す。
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望月代表を推薦している社長

バイオミストジャパン株式会社川越広之 株式会社うるる星知也 株式会社シェアードバリュー・コーポレーション小林秀司 ソフトブレーン・サービス株式会社野部剛 株式会社リンクオブアジア春日由美 株式会社CBMIホールディングス小野雅弘 株式会社レイオス北田富一 株式会社オーム浦上晃 ミリオンリース販売株式会社伊藤義治 有限会社ジブトリマーズ田中慶幸 デジタルブレンド株式会社正木信良

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