静波伝統技法研究社有限会社

目に見えない部分を大切にすることこそ信用に繋がる

代表山梨 由博

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文化財の保存修理・復元・新調を中心に木工工芸の分野を手掛ける山梨社長。木材選びから製造、製品の設置に至るまで一人の職人が一貫して行うため、きめ細かな仕事を行うことができる。『いいもの』を作ることにこだわり、伝統的な工法などを次の世代へと受け継ぐ懸け橋となっている。

[番組公開日:]

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プロフィール
代表者名
山梨 由博 (代表)
生年月日
1960年4月13日
出身地
静岡県静岡市
出身大学
駒沢大学中退
趣味
読書
休日の過ごし方
可能な限り家族と過ごすようにしています。
過去に経験した
スポーツ
サッカー、陸上競技、少林寺拳法
座右の銘、
好きな言葉
己こそ己の依るべ 己を捨てて何処に依るべぞ
よく整えられし己にこそ 誠得難き依るべをぞ得ん
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掲載社長からの推薦文

応援メッセージ

  • 中村 好明

    いいですねー。修理して 長く使う、これは日本人がかなり昔から
    持っていた 心 だよね。今は何人だか 分からなくなってきているので 山梨君の 仕事に対する この日本人の気持が きっと いい仕事を しているだろうと 想像します。これからも 頑張ってください。

    中村 好明

会社情報

会社名 静波伝統技法研究社有限会社
代表者名 山梨 由博 (代表)
企業HP http://shizunami.jp/
所在地 〒421-0422
静岡県牧之原市静波2020-1
創業 1981年12月
資本金 1400万円
前期の年商 2億5000万円
従業員数 16名

業種 専門サービス業
キーワード 文化財 / 修復 / 寺社
会社商品 PR 私たちは、黒い箱を作っているわけでも、遺影や花、線香を飾る台を作っているわけではありません。作っているのは、一日に一度、大切な人を思うことのできる空間です。手を合わせると言う行為は、心を落ち着けて大切な人を思うための行為なのだと思います。
御先祖様や、今はもう会えない大切な人、ペットと一日に一度対話する場所を作ってください。仏壇はドラえもんの「どこでもドア」のようなもの。位牌を通じて、故人と対話できる場所だと思います。本当に大切な人と向かい会う場所だから、仏壇に花や線香をたむけ、毎日綺麗に整えたいと思うのでしょう。大切な人と向かい合う待ち合わせの場所だからこそ、もっとも落ち着ける場所であって欲しいと思うのです。
事業内容 寺院荘厳具、仏像彫刻、仏壇、社寺建築部品、鋳造品、表装、御簾、綱紐房、山車彫刻、錺金具、刺繍幕の製造販売及び修理
企業理念/
こだわり/
他社との違い
●修復について
「修復」とは、いったいなんなのだろう。大切なものがこわれてしまった時に元通りにすることも、文化財として価値を損ねないようにする作業のことも修復と呼ぶ。
綺麗に塗り直すなどして新品のように戻すことも、劣化を防ぎモノに込められた歴史や文化を後世に受け継ぐこと、そのどちらにも共通するのは修復するものは決まって「大切にされているモノ」ということ。新しいモノを買い、作りだすことがあまりに容易な現在。使い捨てされられるモノが世の中には溢れている。
修復をしてまで、使いたいモノ、残したいモノには、人の想いが詰まっている。毎日手を合わせる対象であったり、生活に密着した、なくてはならないモノが何度も修理され、未来へと残されていく。

●大切にされるモノだからこそ
私たちは修復をしていく過程の中で、修復の細かな記録を残していく。どのような仕様で造られているのか、保存方法、木材の種類、文化的な価値、前の修復箇所の特徴など修復する対象から得られる情報をつぶさに記録していく。
なぜ記録を残すのか。それは、修復の仕事が「想い」を繋ぐ仕事に他ならないからだ。修理してまで残したいモノに込められた依頼者の想い、100年、200年前に同じように修復を依頼した故人の想いを次の100年につなぐこと それが私たちの仕事だ。
破損部分を直したり、色を塗り直して修復が終わりでは決してない。次の修理の時のために記録を残し、保存の方法を伝える。この地道な工程が人の想いを次の100年につなぎ、「本当に大切なモノ」を永遠にすると信じている。

●仏像の修復について
仏像の修復には、文化財修復と信仰の対象としての修復とに分けることができる。前者が文化的な価値を残すための修復であり、塗り直しを行わなかったり、古い形のまま維持しようとする手段が取られる。一方後者は、色の塗り直しを行ったり、時には破損部分に新たな彫刻を施したりする。塗り直すことで文化的な価値が損なわれることもあるという。
どちらが正しいわけではない。「どのように大切にしきたいのか」によって修復の方法、手段は変化していく。文化の価値を後世に残したいのなら文化財修復を、祈る対象として残していきたいのなら 欠けた腕を直すこと、仏像を安置するための新たな須弥台を作ることも一つの選択肢だろう。
修復の対象が「どのような存在なのか」、「どのように受け継いでいきたいのか」受け止め仕事に臨むこれこそが修復の第一歩だと私たちは考えます。
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