株式会社ハッピー

専門サービス業

先哲の故教を温ねて現代に活かす

代表橋本 英夫

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服の「作り手」と「着こなし手」の想いや願いをカタチにしようと思い立ち30年の歳月をかけてクリーニングをイノベートしてきた。30年の歳月を素直に謙虚に辛抱して愚直に続ける。生きとし生きる限りある命に感謝し、積小為大を大切にし人を育てる。そういう企業でありたいと願っている。

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プロフィール
代表者名
橋本 英夫 (代表)
生年月日
1949年09月19日
出身地
兵庫県 高砂市
代表就任以前の
職種
大型プラントの流体制御機器メーカー
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橋本代表のストーリー

  • ハッピークリーニング時代、生産現場で感じていた問題(1990年ごろ)

    流体制御機器メーカーにエンジニアとして従事したあと独立し、浄水再生装置やドライクリーニング機械の浄油再生装置を開発したことをきっかけに、1979年京都宇治市に「ハッピークリーニング」を開業。

    1990年頃には、宇治市内で50店舗にまで拡大しました。これは、宇治市内のクリーニング店舗シェア40%に近い数字です。

    当時は「朝出せば夕方さわやか」といった「安い・早い」をセールスポイントにクリーニング店舗を運営していましたが、1991年のバブルの崩壊からクリーニング市場の低廉化、価格競争が始まり、クリーニング業界は市場規模が縮小していきました。2000年頃には直営店を15店舗にまで増設したものの、売り上げの伸び悩みの傾向が続き、売り上げも鈍化傾向となりました。
  • ハッピーケアメンテという新しいサービスを開始(2002年~)

    これらの問題を根本から解決するために、1997年には店舗数を40~50か所あった店舗を徐々に閉店。2002年1月には、「お客さまの大切な衣服(分身・魂)に向き合う」という原点回帰をして、「価値の再生産」という新しい概念の元で生まれ変わった「ハッピーケアメンテⓇ」として再出発しました。

    再出発にあたっては、1985年頃から開発し続けてきた独自の水系洗浄技術により、技術力によって競業他社との差別化をはかりました。

    また、洗浄技術を地域市場への提供だけにとどめるのではなく、衣服を預かる取次店舗をもたず、お客さまから生産現場に依頼品を直接送っていただくことにより、商圏を全国に拡大させる計画を立てました。

    差別化・特化した技術力を持つことで優位性をつくると同時に、高価格でも求められるサービスを提供することで安売り価格に終止符を打ち、企業規模の拡大を図る戦力法を打ち出しました。

    「お気に入りの洋服だから長く着つづけたい」

    「高品質な服を着た時の高揚感をいつも感じていたい」

    お客さまが抱いている真の要求に応えられるサービスを提供しなければならないという使命感や、クリーニング市場と全く異なる別のサービス新市場を創造して、世の中の役に立ちたいという強い思いは、従来のクリーニングではカバーできない、技術やサービスの欠点や欠陥、問題や課題の解決を実現させ、ハッピー独自の「ケアメンテサービス=衣服の再生産サービス」に実を結びました。

    「ケアメンテサービス」とは、修理工場のように部品を使って新品の状態に戻すというリペア(修理)サービスではなく、劣化して捨てようとしているモノに対して新たな原材料を使わずに❝新品の状態・形態に戻す(維持させる)=再生産する”ことであり、思い出の衣服を蘇らせ(再現して)いつまでも着続けられるように生まれ変わらせるサービスなのです。
  • コア技術の構築と生産技術の確立

    2002~2004年は、コア技術の構築と生産技術を確立させ、店舗が必要とする顧客数を確保するために、パブリックリレーションズによるPR活動に重点を置き、営業展開を行いました。

    一般のクリーニング店で当時から主流の「ドライクリーニング」は、ほとんどのシミや汚れをきれいに落とすことができないのに対し、「水洗い」は圧倒的な洗浄力の高さを誇る反面、繊維やシルエット、風合いを損なうという致命的な欠点によって敬遠されていました。特に、水洗い後の仕上げ作業では、ドライクリーニングに比べて作業の効率が極端に悪いのが顕著で、その何十倍の時間と労力、技能が必要とされました。

    こうした難題を克服するためには、洗浄の原理の根本を覆す必要がありました。水洗いの利点である高い洗浄力を維持しながらドライクリーニングの利点である低ダメージ力を同時に実現することが必要だったのです。

    世界で初めての挑戦となる中、水で洗浄しても繊維・生地の形態・形状(シルエット・ディティール)が損なわれない技術の構築と、その原理と方法理論の立証を目標とし、❝ドライと水系洗浄❞という二律背反する問題・課題を整合して組成する研究開発を行いました。


  • ITによるシステム構築と仕組みづくり

    2004~2005年は、ITによるシステム構築と仕組みづくりに取り組み、全業務を一元管理する「ハッピー電子カルテシステム」を自社開発し、生産品質の安定とコスト削減の基礎を構築しました。

    技術面とは別に、お客さまが必要としていることにサービス面で応えようと考案したのが、ハッピー電子カルテシステムに組み込まれた独自の「カウンセリングシステム」です。❝衣服の診断❞によって作成した❝電子カルテ❞を基に、すべてのお客さまに衣服のインフォームドコンセント(「正しい情報を得た(伝えられた)上での合意」を意味する概念)をおこない、コミュニケーションを図っています。

    ハッピーでは「ハッピーケアメンテ」の前身である「ハッピークリーニング」の時代から、衣服を受け取った時点で情報開示と説明責任、加えて要望に応じた適切なメンテナンスを効率良く行うことを目的としたカウンセリングを実施して、お客さまとのコミュニケーションを大切にしています。

    カウンセラーは、まず届いた衣服の状態をチェックし、作成した❝電子カルテ❞の情報を元に、お客さまとの通話を介して、要望事項やダメージ箇所の処理方法などを一つ一つ丁寧に確認しながら、最適な「ケアメンテ」技術のメニューの提案、納期や決済方法の最適設定を行います。

    そこには、ハッピーが大事にしている❝おもてなし❞があります。会話・コミュニケーションから心を通わせる❝おもてなし❞は「ハッピー電子カルテシステム」に反映されていきます。それがデータベースに貯留されていくことで、貴重な「ビッグパーソナルデータ」にとなり、バックオフィスとフロントオフィスで相互に機能しているのです。


  • ブランド価値の確立のための、他業界へのコミュニケーション活動

    2005年~2007年は、ハッピーブランドのブランド価値を確立するために、アパレル業界への間接的訴求をねらったコミュニケーション活動を行いました。

    2006年11月には、国内外の関係者を招いて「第一回 環境と洗浄技術についての世界大会」を開催。高い評価を得た「ケアメンテⓇ」は、将来、世界の衣文化を支える世界基準となることをヨーロッパの研究機関と繊維専門大学から認知されるまでに至りました。


  • ブランドや百貨店との業務提携を進め、メディアからの注目が集まる

    2007年、英国の有名アパレルブランドとの業務提携に至り、アパレルブランドが当社の「ケアメンテⓇ」の品質を保証し、ハッピーがそのブランドの衣服メンテナンスを保障するという互恵関係を構築しました。他にも、世界のトップラグジュアリーブランドや有名百貨店といった大手流通業からも同様の業務提携の申し入れが増加しています。

    背景には、衣服のデザイン性や品質が高ければ高い服ほど、付加価値が高く利益幅の大きい商品とされながらもその物性の繊細さ故に、百貨店などの販売規格には適さないという理由で、アパレルメーカーが商品化を断念せざるを得なかったという実態が少なからずあったと思われます。

    ハッピーケアメンテには、「ハッピー電子カルテシステム」に蓄積してきた、あらゆる衣服のデザイン性や品質に対応した衣服の再生技術と経験値があります。これらの情報を、アパレルメーカーや百貨店の方に活用していただくことができるのです。

    衣服の販売現場においては、「ハッピーケアメンテ」によるメンテナンスの後ろ盾があるからこそ、これまで購入をお勧めしたくても「洗うことができないため、一度汚してしまうと着ることができない」「衣服が劣化してしまうため、洗うことができない」などの理由でお勧めしにくかった高額衣服を、「自信を持ってお客様に販売できるようになりました!」というお喜びの声をいただいています。こうした積み重ねが、アパレルメーカーや百貨店における衣服販売の業績を押し上げていくことで、「ハッピーケアメンテ」は日本経済の新たな成長をもたらす源になりうると考えているのです。

掲載社長からの推薦文

応援メッセージ

会社情報

会社名 株式会社ハッピー
代表者名 橋本 英夫 (代表)
企業HP https://www.kyoto-happy.co.jp/
所在地 〒611-0041
京都府宇治市槙島町目川70番地の1
設立 2002年01月21日
創業 2002年01月21日
代表就任年度 2002年就任 (代表)
資本金 5350万円
業種 専門サービス業
キーワード 京都 / クリーニング / ファッション / 衣類補修 / 染み抜き
会社商品 PR おしゃれで高級な装いを「永く楽しむ」ために。
当社独自開発の技術で、あなたの大切なお洋服をケアメンテいたします。

■サービスメニュー一覧
基本洗浄「水油系アクアドライ®」
再生技術「リプロン®」
加工技術「バリューON®」
レザー修復「レザーGRAIN再現加工」

きもの・仕立てたままで水洗い「きもの無重力」
お直し/リフォーム
保管お預かり「ハッピーワードローブ®」

■受賞・選出
2016年
サービス産業生産性協議会「日本サービス大賞」(優秀賞)
サービス産業生産性協議会「おもてなし規格認証」認証

2013年
経済産業省「中小企業IT経営力大賞2013」経済産業大臣賞(大賞)
経済産業省「おもてなし経営企業選」

2009年
サービス産業生産性協議会「ハイ・サービス日本300選」

■掲載
京都ジョブナビ「京のまち企業訪問」
http://www5.city.kyoto.jp/kigyo/kg_102.cgi?CT=30&KID=8723
企業理念/
こだわり/
他社との違い
【コンセプト】
・衣服を長持ちさせて、お洒落を楽しんでもらう。
・地球環境保全(省エネ・CO2削減)に貢献する。

【戦 略】
ケアメンテサービスを世界標準にする。
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