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再生医療とは、傷や病気で機能が低下した組織や臓器を、人の細胞や組織を使って修復したり再生したりする医療技術のことです。
再生医療には、さまざまな種類がありますが、そのリスクの高さによって、第1種、第2種、第3種の3つに分けられます。
第1種再生医療
第1種再生医療とは、人に実施したことがほとんどなく、既知のリスクだけでなく、未知のリスクも高いと考えられる技術のことです。
例えば、人工的に作った幹細胞(ES細胞やiPS細胞など)や、他人の幹細胞を使う技術がこれにあたります。
第2種再生医療
第2種再生医療とは、人に実施したことがあり、中程度のリスクがあると見込まれる技術のことです。
例えば、患者自身の体性幹細胞(血液や神経などの幹細胞)を使う技術がこれにあたります。
■第3種再生医療
第3種再生医療とは、細胞の本来の機能を利用し、大きな操作を加えないため、リスクが低いと考えられる技術のことです。
例えば、活性化リンパ球を使った治療などがこれにあたります。